人の欲について
人には欲があります。
欲があって人は生きることが出来ます。
でも欲張りは良くありません。
仏教では小欲と大欲と分かれています。
まず小欲とは自己の欲を満たすためだけの欲で強くなれば欲を張ることになります。
貪欲になれば食べ物などを貪ることや奪う行動を起こす欲です。
では、大欲とは?
大欲とは自分の欲が他人にも幸せを与えることが出来る欲です。
お仕事をしている人はこの大欲を行っています。
他人の得のために仕事というモノは成り立ちます。
ただし、小欲が混ざる仕事は別です。
人は誰でも自分が大切です。
しかし自分の欲である小欲ばかりで生きていては
生きながら地獄や餓鬼道や畜生道に落ちる危険さえもあるんです。
地獄は死んでからの世界ではありません。
生きていながら味わう世界です。
もちろん、餓鬼道や畜生道も同じです。
生きながら天道にいけることも当然できます。
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